どうもこんにちは、猟師ブロガーのオッシーです。
今回はシカやイノシシ、
カモを合法的に獲るために必要な狩猟免許の取得について話していきます。
シカやイノシシが増え続け、大きな被害を出していることから政府主導によるハンター育成の動きが出ていたり、猟師の高齢化による担い手の不足が問題となっておりますけども。
狩猟免許…?正直、どこから手をつけていいかわからないですよね。
僕もそうでした。
- 猟友会って何よ?
- 銃は必要なの?
- どれくらいの費用がかかる?
- 試験難しいんじゃないの?
- 書類手続きがめんどくさそう。。
はい。
この記事を読んでいただければ、
狩猟免許試験がどのようなものなのか、サクッとおわかりいただけるでしょう。
免許取得のための流れを説明する
狩猟免許を取得するための流れを説明します。
- あなたが住んでいる自治体の都道府県名 + 狩猟免許でググる
提出期限に間に合うよう必要書類などを用意。
【写真・医師の診断書・住民票・収入証紙など】 - あなたが住んでいる自治体 + 猟友会でググる
狩猟免許の予備講習会実施日程を把握する、必要であれば申し込む - 試験を受ける
ほとんどの自治体において、
このような流れになっています。
第1種銃猟とわなを持っていれば間違いなし
狩猟免許は4つの種類に分けられます(`・ω・´)
あなたがどんな猟をするかによりますが、網猟は主にカモをターゲットとした猟法。
ウサギを獲ることもできますが、マイナーです。
第2種銃猟は空気銃を扱って猟をすることができる免許ですが、
第1種銃猟の中に空気銃も含まれています。
原付免許だけを取りにいくか、車の免許を取りにいったら原付もおまけでついてくるのと同じ感覚ですね。
ご覧の通り、第1種銃猟とわな猟が占めています。
わな猟だけ、第1種銃猟だけを取ったとしても、
後々必要になった際にまた取りに行くのは面倒でしょう。
試験内容も似通っているので同じタイミングで取ってしまった方が楽ですよ。
僕もそうしました。
狩猟免許は、狩猟鳥獣を狩ることを許可したもの
銃を扱える第1種銃猟や第2種銃猟免許を持っていても、
銃を所持できる訳ではありません!
…僕も最初は、(´Д`)?な感じでした。
猟といえば猟銃、その散弾銃を扱える第1種猟銃を取得しても所持できないの?
といった具合に。
狩猟免許は、あなたが銃を所持していたら、銃を使用して狩猟することができますよ。
という許可を与えるものです。
銃を所持するためには、警察署が実施する【銃の所持許可】という長きにわたる試験や書類審査をクリアしなければなりません。
- 狩猟免許→猟をするための許可【行政】
- 銃所持→銃を所持するための許可【警察署】
こういうことですね。
免許取得費用は、約15,000円!
狩猟免許の取得費用はいくらなのか。
お金がめっちゃかかるなら渋るところですよね。
固定費として、
- 狩猟免許にかかる費用:5,200円(2つ受験する場合は、10,400円)
変動費として、
- 狩猟免許予備講習会費用:無料〜10,000円程度
- 医師の診断書:2,000〜5,000円程度
これらが取得時のコストになります。
狩猟免許にかかる費用は全国一律で変わりません。
予備講習会の費用はピンキリ!
しかし狩猟免許をとるために猟友会が開催している予備講習会というものがありまして。
試験で銃を取り扱ったり、わなを設置するための実技試験があるので、ほとんどの方が予備講習会に参加されます。
これがまた、地域によって値段がピンキリなんです。
シカやイノシシの被害が多いところでは、無料で実施するところもあれば。
がっつり10,000円取るところもあります。
医師の診断書取得費用もピンキリ!
そして医師の診断書。
最近物騒な事件が多いことから、
診断書を作成する病院側も慎重になってきているようです。
病院の診察室へ通されて5分も経たないうちに診断書を書いてもらったなんて方もいますが。
僕は診断書を書いてもらうために精神チェックの試験&2回も病院へいきましたよ。
保険が効いたので5,000円程度に収まりましたが。
ということで、変動費はあなたが住んでいる地域の予備講習会費用や医師の診断書作成によって変わってきます!
この辺りから調べ物が多くなるんですけど、頑張ってください(`・ω・´)
9割5分が合格する試験、それが狩猟免許です!
狩猟免許試験って難しいのか。
答えは否。でも簡単でもないです。
しかし猟友会の予備講習会へ参加し、
大事な試験のポイントを抑えて試験に臨むのでほとんどの方が合格します。
なめてたら落ちます。
でもちゃんと勉強しておけば受かります。
なんといえばいいんでしょうか。。
高校受験や大学受験のように、定員何名まで!という縛りがないので、
ちゃんと勉強すればみんな受かる!って感じですかね。
まとめ
狩猟免許を取得する流れや、試験の難易度についてまとめてみました。
いかがだったでしょうか。
狩猟に興味が湧いているあなたへ、
いくつか本を紹介しておきます。
狩猟は蓄積された知識がモノをいうとも言われていますからね。
今のうちから、山や鳥獣について理解を深めておきませんか?
関連記事をピックアップしてみました。
よかったら参考にしてくださいね。
それではまた!